ポリニアン センチュリーレコード 第8話 「僕からのサービス」

 

 

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脚本 ※Dialogue (Please use for foreign language translation)

第8話
「僕からのサービス」

国際統合学院マイティスはポリニアンや超科学の研究を中心としたプロの職業学院だ。

その中には国際的に活躍する警察行政課もある。

アルヴィンは成績優秀・実力兼備で警察課の中でも高く評価されてきた。
しかしそんな彼にも一つ悩みがあった。

パートナーのケリーはいつも問題を起こすばかり。
アルヴィンはその尻拭いで大変な思いをしていた。

そんなある日。
アルヴィン
「機動派遣課Bクラス、やっと後任が決まったのか...!」
アルヴィン
「ふぅん~
この人が新しいチーフ?」

そして後日。
アルヴィン
「僕は警察行政課のアルヴィン・チェーン、よろしくお願いします」

ユメ達、機動派遣課Bクラスの皆がアルヴィンの業務室に集められた。
リリー
「わたくし、マイティス学園島白狐神社の巫女、リリーと申します」
アルヴィン
「彼女の神社、祭りの準備で大変忙しいようなんです」
リリー
「お忙しいところ恐縮ですが、皆様の力、是非貸して頂きただければ嬉しいです!」
ユメ
「任せて!」
エミール
「みんなの役に立てるなら、僕頑張ります!」
ヴァニア
「うわ~~書類が多くて目が回りそう~~」
メル
「ヴァニアちゃん、機動派遣課Aクラスからも支援ありがとうデス!」
ピンクル
「警察見習いとして頑張ります!!」
アルヴィン
「早速だけどこの書類を全部チェックして内容通りに仕上げをお願いします」
アルヴィン
「分からない部分があったら話してくださいね」

「は~~~~い」

ユメ達の今日の仕事は警察課アルヴィンの事務手伝いだ。
機動派遣課は学院内の様々な仕事をサポートしている。
ヴァニア
「この赤いのは何?
うわっ!! 手がベトベト!」
リリー
「あーっ! これは小町紅という日本伝統の口紅ですわ。
こうやって筆に移して...」
リリー
「んん?? あら??
な、なんか固いですわね!」
リリー
「このっ!!」
リリー
「このっ!!」
アルヴィン
「それは朱肉です!
筆で潰さないでください!」
ヴァニア
「牛肉??」
アルヴィン
「印鑑っていうアナログサインを入れる時に使うんですよ」
エミール
「あっ! 指の形がそのまま移った!
面白い~~」
アルヴィン
「間違ってはないんだけどね...(汗)」

もう夕方になってきた。
ユメ達が頑張っておかげでなとか時間内に仕事を終える事が出来た。
リリー
「皆様、本当にありがとうございました!
これでやっと祭りの準備に集中できそうです」
ユメ
「困った時は助け合いだね!!」
ピンクル
「大変な時はまた手伝いますから連絡してください!」
アルヴィン
「ふふ、頼りにしてますよ」

今日の仕事を終えた皆はそれぞれ自分の部屋に戻った。
アルヴィン
「...んん?
チーフは戻らないんですか?」
リョウト
「まだ残ってるんですよね?
お仕事」

リョウトは気づいていた。
アルヴィンはみんなに無理させたくなかったのだ。
アルヴィン
「新しいチーフは気遣いがいいな!
ケリーと交代して欲しいぐらいだ」
アルヴィン
「僕の事はアルヴィンって呼んでいいよ、チ~~フ」

リョウトとアルヴィンは仲良くなった!

事務室の奥で残業を始めた二人。
しばらくするとアルヴィンが急に思い出したかのように話した。
アルヴィン
「そうだ!
ここでちょっと待ってくれ」
リョウト
「???」

しばらくすると赤い女性隊員服を着たアルヴィンが戻ってきた!
アルヴィン
「優しいチーフに僕からのサービスさ。
可愛い女子と一緒のほうがやる気出るだろ??」
アルヴィン
「僕に似てるアイヴィって女の子を真似してみたんだけど、似合ってるかな?」
リョウト
「いいじゃん! すごく奇麗だと思うよ。
アルヴィンくん、美少年だし何でも似合いそうだね!」
アルヴィン
「ふふ、ありがとう!」
アルヴィン
「うむ......
チーフもよーく見れば結構可愛い顔してるじゃないか」
リョウト
「...えっ!?」
アルヴィン
「僕と一緒に...やってみない?」
リョウト
「ええっ!!??」

部屋の奥に戻ったと思ったら、また何かを取り出して来たアルヴィン。

よく見ると、その手には白黒のスカートやフリルがついたメイド服!
その顔には不敵な笑みが浮かんでいた!!
リョウト
「これはメイド服!!
あのヒラヒラしたエッチな服!?」
アルヴィン
「違う!
そんな子供みたいな服、着れるか!」
アルヴィン
「そういうコスプレっぽいのじゃなくて!
これは伝統あるロングスカートの本物メイド服だ!」
リョウト
「こ、こだわってる~~!!
アルヴィンくんにこんな趣味があったとは!」
アルヴィン
「チーフなら絶対似合うから...!」
アルヴィン
「ほら!
僕が着せてあげるから、さぁ!!」
リョウト
「ちょっと!
待って~~~~!!」
アルヴィン
「へぇ~~
肌も白くてスベスベだね~~」
リョウト
「パンツは!
だめ~~~~!!」

二人は何度も奇麗な服に着替えて一晩中楽しく(?)過ごした。
8話
僕からのサービス
終わり
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